日常で誰もが使う!!
午前〇〇時・・・
午後〇〇時・・・
これって気学の考えからなんですね!!
日本の標準時刻、明石市に子午線って聞いたことありますよね。
何気に耳にして、言葉にしているから・・・
深く考えたことがないのが多くの人の見解なのではないでしょうか?
実は、十二支で、時(刻)を古の人は理解していたのです。
例えば、子の刻と言えば、夜23時~1時⇒丑の刻なら、夜中の1時~3時というように
そう、夜も寝静まる、丑三つ時といえば、夜中の2時30分頃とされています。
子(北方位30度)、午(南方位30度)の対中に位置をします。
もうお分かりですね・・・
午の前を午前、午の後を午後、
正午はお昼12時を意味しているのです。
北と南の対中にあるので、子午(しご)線といいます。
気学は、まだ文字が発達していない、庶民にいかに分かりやすく伝えるのか考えられたもの。
十二支(じゅうにし)を動物に例え、東西南北に配置し、九つの星との関係を説きました。
やがて、季節を伝える、時間を伝える暦の役割も果たしたのです。
便利になり過ぎた今、雲や月の動きを見て、自然といかに共生するのか考えられたものです。
見えないものに恐れることなく、可視化して生き方に活かしていくことを求めたのですね。