九星気学とは

現代に残る九星気学のあれこれ

天の氣=天気 人の氣=人気 元気、やる気、病気(気枯れ)、殺気、根気、電気など気にまつわる言葉も多いですね。さらには、午前、午後も実は気学の考えで、午(うま)の刻が昼の11時〜13時で12時の前を午前、後を午後と今も普通に使います。七五三の考えも、数え3歳で西、5歳で南、7歳で南西に位置し西は黄泉の入り口で亡くなりやすく、南は天で命が離れる、7歳でようやく命の危険を脱しお祝いされるのが今に至ります。さらには、厄年はきたの陥入に自分の生まれ年に当たる時で、どうしても病気や苦労が多いとされ、こうしてお祓いをするようになりましたので、前厄、後厄は後に生まれた考えです。

今も身近にある日常の言葉も気学から生まれた言葉なんですね。
ちなみに、十二支は「えと」ではなく「じゅうにし」です。十干(じっかん)の兄、弟が「えと」です。

九星気学を活かす

人生の羅針盤=自分が進むべき方向性を示していくもので、私たち人は生きていく中で、選択と意思決定の繰り返しで今があり未来があります。その意思決定に大切なのは、【成功】ではなくて、【納得】です。九星気学を活用し、100%の成功を目指しているのではなく、時間とタイミング、そして自らの考えをいかに世相に合わせて、例え、上手くいかなくても【納得】する、納得するからまた次へと挑戦できる。

実は、この納得ができないからいつしか人は、不平や不満が現れる、するとふて腐る、心が腐り、行動も後ろ向きになってきます。少しでも自分が進むべき、道へ灯りを照らす羅針盤として活かすと良いでしょう。

身近にこんなことにも使えます

吉方位へと動くことで、自身を開運体質へと導くことができます。引越し(転居)、新築でも転居でも時期タイミングを図ること(日時、方位、家相)整えることができます。営業であれば、商談日、相手との打ち合わせ相性、場所など、起業するなら、屋号、開店日、商品名など姓名も見れば、相性、その人の人生の歩き方も分かります。

旅行に行く時、大切な人と会う、そんな時、天気が晴れる、そんな気質に変わっていくようになります。

九星気学との出会い

起業して、1年半経過し自分の思い通りにはいかず何をどう伝えていけばいいのか、このままいけば事業を続けることは難しく自分は大変なことになっていくという窮地に陥っていました。その時にあるクライアントの方から、それなら、あるセミナーに参加してみないかと誘われました。

100%怪しいセミナーであると確信しましたが、クライアントの方でもあるので1回行ってみるか。そんな半信半疑な気持ちで島根県の浜田市へと向かい、会場に着くと100名を超える参加者が・・・。その会場で紹介されたのが、故村山幸徳氏、九星気学との出会いの始まり、2010年秋、ここから、私の人生は大きな転換を迎えるとは思いもしませんでした。その後、月1回のセミナーに参加し、時には故村山幸徳氏の事務所がある東京にも脚を運び、九星気学だけでなく心理学なども学びに・・・。

月日は2年、3年と過ぎ、九星気学も良くも理解していませんでしたが、物事の考えの本質の捉え方は明らかに変わっていきました。故村山氏が、九星気学は単なる占いではない、本質を捉える1つのツールこれだけで全てが変わることはない、けれど、自分の考え方、捉え方を変えれば運命は変わると。

月日が過ぎ、2018年5月に訃報が・・・故村山幸徳氏が病に倒れこの世を去ってしまいました。どこか心の拠り所であった先生が・・・。その時に、良くおっしゃられた言葉『アウトプットが大切で、伝えることで自分の学びは深まる』そうか、ご教授頂いた多くの言葉を伝えないといけない・・・。人生は多くの坂があります、まさかもその一つ・・・自ら伝えていく。

今、こうして歩み始めた、これが九星気学の原点です。

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